ぼくらのえなじーを、だれかのはっぴーに

人生の備忘録。「あっ」と驚く発明は既存のアイデアと既存のアイデアの組み合わせで生まれる。そんなイノベーションの種を集めたい。経験の先に経験がある。人生を旅するように生きたい。みんなと人生を共有したい。将来の夢は世界一周とバリスタとゲストハウスオーナー

2014/3/8 自転車日本一周 東京〜高知編 8日目

8日目終了しました!


経路…和歌山市徳島県三好市池田(和歌山~徳島は南海フェリーにて移動)
総距離…138km
走行距離…76km
食事…バナナカステラパン、黒糖バターロール、コッペパン、しょうが焼き定食、やきめし、ぽんかん、バナナ
頂いたもの…ホットコーヒー(上門さん親子)、チロルチョコ桜餅味、カイロ(中前さん夫婦)、お手紙、徳島国体のストラップ(和歌山市民の方)、チョコかっぱえびせん(徳島市民の方)、バナナ、お菓子(小西旅館のおかみさん)


『生きていれば、it's all right.』
これは大阪ゲストハウス
『Tani 9 backpacker's osaka』
のヘルパーよっしーから頂いたメッセージです。


自分は今まで、
よい学校に入るために勉強し、
よい会社に入るためによい学校を卒業し、
よい暮らしをするためによい会社に就職する。
これが男としての成功である。

そう考えてきました。


でも今回の旅で感じたのは、それが全てではないということです。
今回の旅をして
出会うはずの無かった人に出会い
見ることのなかった景色を見て
触れることのなかったたくさんの人の優しさに触れることができました。
そこには笑いがあり、喜びがあり、悲しみや切なさもあります。
東京で皆と同じように暮らしていたらなかなか感じることの出来ない感情をダイレクトに感じているんです。


もう毎日が感動の連続です。
色んな感情で心動かされっぱなしです。


喜びであれ、悲しみであれ
感動する。
っていうことこそ人生の醍醐味なんじゃないかなって
思うようになりました。


そりゃ、たくさんお金があって高価な物を買えて、美味しいものを食べれて、大きな家に住めれば
幸せかもしれません。
それも一つの感動かもしれません。
でもそれだけじゃ気づけない感動だってあるんです。
たとえ生活が豊かじゃなくても見つけることのできる感動があるんです。


自分はひとり旅をおすすめします。
この旅で出会った人、訪れた場所、見た景色。
運命で出会うべくして出会ったのかどうかは分かりません。
しかし、行動しなければ
見つけることのできなかったものでしょう。
小さいテリトリーで生きているだけじゃもったいない。
世界は広く、そこにはたくさんの感動が転がっている。
行動すれば運命は自分でたぐりよせることができる。
『生きていればit's all right.』
生きてさえいれば。
お金はなくとも豊かな人生を育むことが出来る。
だからこそ命は大切にしなければならないんだなって。


もうすぐ3月11日です。
失われてしまった命の分も
生かされてる自分達は精一杯生きるべきです。
だから自分は明日も精一杯走ります。
向かうのは今回の旅のゴール、高知県桂浜。
どんなゴールが待っていてくれるのでしょう。
とても楽しみです。

 

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