ぼくらのえなじーを、だれかのはっぴーに

人生の備忘録。「あっ」と驚く発明は既存のアイデアと既存のアイデアの組み合わせで生まれる。そんなイノベーションの種を集めたい。経験の先に経験がある。人生を旅するように生きたい。みんなと人生を共有したい。将来の夢は世界一周とバリスタとゲストハウスオーナー

2014/8/10 自転車日本一周 東京〜稚内編 4日目

【自転車の旅日本1周なう!】
東京~北海道編!!
4日目!
経路…宮城県石巻市宮城県気仙沼市
走行距離…約80km
東京からの距離…480km
食べたもの…ごはん、味噌汁、鱈、卵、カロリーメイト、カルビ焼き肉弁当、醤油らーめん(インスタント)
頂いたもの…ポカリスエット、フカヒレスープ、おかし、レッドブル、ウーロン茶


今日は石巻市を出発し
海岸沿いを走って気仙沼まで来ました。
やはり津波による被害は大きく
今もなお、がれきが積まれ、復興作業中の車がいたるところにありました。

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皮肉にもその先の海はなんともきれいに広がり
言葉に出来ないもどかしさを強く感じました。

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南三陸町の西光寺というお寺で大学の後輩がちょうどボランティアをしてると聞き、立ち寄らせていただきました。
西光寺では和尚さんに震災直後、そしてそれから今日に至るまでの貴重なお話を聞かせていただきました。
がれきだらけの土地を少しずつきれいにしていき
津波で流されてしまった本堂が数ヵ月後に建て直された時
近くの住民の方々は本当に心の支えとなったそうです。
津波で壊されてしまったもの
失ってしまったもの
数えきれないほどあるでしょう。
元どおりにするのは難しいことかもしれません。
それでも元の姿に出来るだけ近い町並みに、一刻も早く戻るように願うと共に自分も力になりたいと強く感じました。


今日の宿はゲストハウス『架け橋』です。
たまたまゲストハウス付近でバイクで日本一周中の章に出会い二人で『架け橋』に泊まることに

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オーナーの田中さんはボランティアにくる学生等にゲストハウスを提供し、ご自身は釜石の仮設住宅に住まわれお仕事をしてるとのこと。
今夜は3人でお酒を飲みながら色んな話をすることができました。
気仙沼のこと。ボランティアのこと。被災者のこと。それぞれの夢やプライベートのこと
ひとりで旅をしていると寂しいもので、人とこうやって交流できるひとときがとても暖かく感じます。
明日は急遽、田中さんのご厚意で釜石の仮設住宅に泊まらせていただけることに。
貴重な経験をさせていただけて本当にありがたいです。
阪神淡路大震災の時は3年ですべての人が仮設住宅から出られたそうです。
しかし、東日本大震災ではそれが実現されるまで8年はかかるそうです。
少しでも被災者の方の気持ちを知り、なにか感じることが出来ればなと思います。