2014/8/12 自転車日本一周 東京〜稚内編 6日目
【自転車の旅日本1周なう!】
東京~北海道編!!
6日目!
経路…岩手県釜石市→岩手県宮古市
走行距離…約60km
東京からの距離…626km
約2日間共に過ごした
熱く生きるあっちゃん、優しすぎるしょうと別れ、それぞれの道へスタートしました!
ふたりとも本当に感謝してます。ありがとうございました!
東北に入ってから
被災地をこの目で見ようと経路を海岸沿いに決め
石巻から北上してきました!!
そこで気づいたこと。
ものすごく山が多い!!
山を越えたあとにまた山があって、その先にもまた山があって…
必ずと言っても良いほど町と町の間に山があります。
おかげさまでチャリンコにはめちゃくちゃきつい!笑
この地形も東北の文化や、地元の方の生活に大きく影響を与えてるとのこと。
今日は『鳥もと』という居酒屋さんに泊めさせて頂きました。
オーナーの方が東京出身で色んなところにバイクで旅をされてたそう。
今は宮古に移り焼き鳥屋さんをやりながら
自分らのような、チャリダーを始めライダーさん、旅人さんに寝床を提供して下さってます。
なんと!
飲み代+500円
で泊まれちゃうんです!!
旅人さんが他にいなかったので一人寂しくお座敷で寝かせて頂きました!笑
お店では
カウンターで飲んでると地元の方とお話出来ることに!
一番強く印象に残ったのは
『津波は押しではなくて、ひきがもの凄く強い。波が来るだけなら物は残るが、ひきで何もかも海に持ってかれてしまった。』
という言葉です。
震災以降、テレビでは津波が押し寄せてくる場面ばかりが流されてました。
旅で思い知らされるのは
知ってるつもりでも、
知らないことばかりだということです。
その後も色々お話をさせて頂いたんですが
『鈴木くんは日本をどういう国にしていきたいか。聞かせて欲しい。』
そう言われた自分は上手く答えることが出来ませんでした。
震災があり、TPPや憲法改正の問題があり
他にも多くの問題を日本は抱えています。
それぞれの問題に対して、土地単位だったり、人間単位で利害関係も生まれてきます。
日本はどこで勝負できるのか。
どこで勝負していくべきなのか。
何を守るべきなのか。
自分の将来の目標や夢を考えるばかりで
そこに向き合ったことは今までありませんでした。
特に東北を回ってて、皆さん口を揃えておっしゃるのが
自分らのような若い世代がこれからの日本を背負っていくんだということ。
今までは、頭では分かってても、どこか他人事のように思っていました。
そうじゃいけないんだ。
こんなに貴重な体験をさせて頂いて、良い勉強になりました。だけではいけないんだ。
なにか形にして返さないと
その責任がある。
そう感じました。
『日本をどんな国にしたいか』
次また宮古にくるまでに
この問いに答えられるよう
この先の旅で少しでも多くのヒントを見つけたい
7日目は、大好きだった
『あまちゃん』の舞台、久慈市を通り青森県八戸市を目指します!
じぇじぇじぇ!!